Xでは裏金、夫婦別姓が話題に 政策の関心テーマ分析

AI要約

ツイッターの利用者が自民党総裁選に関心を持っている政策テーマや課題について、裏金や夫婦別姓、増税などが話題となっていた。

憲法改正や統一教会といったワードもよく言及されており、自民党派閥の裏金事件に関連した意見が多く発信されていた。

候補者が掲げる政策に関するワードも抽出され、マイナンバーカードや保険証に関する取り組みが注目されていた。

 X(旧ツイッター)の利用者は、どのような政策テーマや課題に関心があるのか―。自民党総裁選に言及した1~15日の投稿(ポスト)の一部を抽出し、話題にしていた政策関連の単語が何かを分析した結果、一番多かったのは「裏金」だった。候補者間で見解が分かれる「夫婦別姓」や「増税」が続いた。

 他に期間中によく言及されたのは「憲法改正」や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を指すとみられる「統一教会」といったワードだった。

 日ごとの推移を見ると、告示日の12日は「解散総選挙」「夫婦別姓」などが目立った。「裏金問題」や「裏金」は連日話題になった。自民党派閥の裏金事件に関連した意見が多く発信されたようだ。

 各候補が掲げる政策に関するワードも抽出された。マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせる取り組みを河野太郎デジタル相が推進しており、「保険証」や「マイナ保険証」への言及が多い日もあった。

 調査は、NTTデータの「なずきのおと」で1日当たり約1万件のポストを解析し、政策関連ワードを集計した。