詐欺事件で逮捕され無罪判決が確定した男性「検察官が証拠を隠し有罪に追い込んだ」賠償など求め国を提訴

AI要約

名古屋市の男性が詐欺容疑で逮捕され、無罪判決が確定した後、検察官が証拠を隠し有罪に追い込んだとして国を提訴。

元コンサル会社社長の男性が550万円の賠償を求めて提訴。検察官の行為を問題視。

名古屋地検はコメントを差し控え、訴訟の進展が注目される状況。

詐欺事件で逮捕され無罪判決が確定した男性「検察官が証拠を隠し有罪に追い込んだ」賠償など求め国を提訴

 詐欺事件の容疑者として2019年に逮捕され、無罪判決が確定した名古屋市の男性が、検察官が証拠を隠し冤罪を作り出したとして国を提訴しました。

 訴えを起こしたのは、名古屋市に住む元コンサル会社社長の男性(61)です。

 男性は、5年前の2019年に詐欺の疑いで逮捕され、その後無罪判決が確定していますが、「担当の検察官が、男性が無罪であることを裏付けるメッセージ画面などの証拠を隠し有罪に追い込んだ」と主張し、国に対し550万円の賠償などを求め提訴しました。

原告の男性:

「検察官が証拠を隠して有罪を勝ち取るのは罪にならないのか」

 名古屋地検は「訴訟が提起されたことを承知しておらず、コメントは差し控えさせていただきます」としています。