小林製薬の紅麹サプリ問題 『腎障害』の原因を「プベルル酸」と特定 死亡した120人について摂取との因果関係調査

AI要約

厚生労働省は小林製薬の紅麹サプリメントの原料から腎障害を引き起こす可能性がある「プベルル酸」が検出されたことを発表。

調査の結果、プベルル酸は青カビから検出され、腎毒性を持つことが明らかになった。

小林製薬は再発防止策や補償について精査し、厚生労働省は食品衛生法上の措置を検討するとしている。

厚生労働省は小林製薬の紅麹サプリメントの原料から検出された「プベルル酸」が腎障害を引き起こすことが分かったと発表した。

厚生労働省などは原料を製造していた大阪工場や和歌山工場の調査を行い、培養室や天井などから青カビ由来の「プベルル酸」が検出されていた。

厚生労働省は動物実験を行った結果、「プベルル酸」は腎毒性を持っていて、腎障害を引き起こした原因であることが分かったと発表した。

この結果について、小林製薬は「発表された内容を真摯に精査した上で、再発防止策や補償の在り方に反映すべきところがあれば反映する」としている。

厚生労働省は「同一の事案の発生を防止するための食品衛生法上の措置を検討する」としている。

(関西テレビ「newsランナー」 2024年9月18日放送)