公明党、石井啓一新代表を選出 15年ぶりトップ交代 28日承認へ

AI要約

公明党は18日、任期満了に伴う代表選を告示し、石井啓一幹事長が無投票で代表選出が決まった。

代表退任を表明した山口那津男氏の後継で、15年ぶりの代表交代が行われる見通し。

石井氏は1993年に初当選し、幹事長を務めるなど10期目の経験を持ち、次期衆院選での出馬が決定している。

公明党、石井啓一新代表を選出 15年ぶりトップ交代 28日承認へ

 公明党は18日、任期満了に伴う代表選を告示し、石井啓一幹事長(66)が立候補を届け出た。他に届けはなく、無投票で石井氏の代表選出が決まった。28日の党大会で正式に承認される。代表退任を表明した山口那津男氏(72)の後継で、代表交代は15年ぶり。27日投開票の自民党総裁選後、新首相が早期の衆院解散・総選挙に踏み切れば、就任早々に手腕が試されることになる。

 石井氏は1993年に初当選し、10期目。党政調会長や国土交通相などを歴任し、2020年に党幹事長に就任した。21年衆院選は比例代表北関東ブロック選出だったが、次期衆院選で埼玉14区への転出が決まっている。【野間口陽】