東北 今夜の中秋の名月が見られる場所は?

AI要約

中秋の名月が東北南部で見られる可能性が高く、18日には満月が迎えられる。

今年は中秋の名月と満月の日付が1日ずれており、その違いについて詳細が説明されている。

18日の満月は東北北部で見られる可能性が高く、月の出や最も高い位置などの情報も記載されている。

東北 今夜の中秋の名月が見られる場所は?

17日夜は中秋の名月です。東北南部は見られる所が多くなりそうです。今年は明日18日が満月です。今夜は雲の多い東北北部も、明日18日は満月の見られる所が多くなるでしょう。

今日17日は中秋の名月です。東北南部は今夜も晴れる所が多く、お月見のできる所が多くなるでしょう。

国立天文台によると、月の出は仙台17:22、福島17:23、山形17:24。最も月が高くなる南中は仙台23:06、福島・山形23:08です。

東北北部は湿った空気の影響で雲が広がるでしょう。岩手県や秋田県の南部では雲の間からお月見のチャンスがありそうです。

ここ数年は「中秋の名月」と「満月」は同じ日でしたが、今年は9月17日が「中秋の名月」、翌18日が「満月」と日付が1日ずれています。

このずれは、中秋の名月は旧暦の日付で新月からの日数によって決まりますが、満月は太陽・地球・月の位置関係で決まるために起こります。

国立天文台によると、中秋の名月は旧暦8月15日の夜に見える月のことを差します。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

旧暦では、新月(朔)の瞬間を含む日が、その月の朔日(ついたち)になります。今年は9月3日(新月の瞬間は10時56分)が旧暦の8月1日、9月17日が旧暦での8月15日となります。

一方、天文学的な意味での満月は、地球からみて太陽と反対方向になった瞬間の月を指し、今年は9月18日11:34が満月になります。

今年のように、中秋の名月と満月の日がずれることは度々起こり、次に中秋の名月と満月が同じ日になるのは2030年です。

18日の満月が見られるのは、東北では南北が逆転し、東北北部が中心になるでしょう。

国立天文台によると、18日の月の出は青森17:51、秋田17:53、盛岡17:49。最も月が高くなる南中は青森23:58、秋田翌19日0:01、盛岡23:57です。