自民党総裁選 独自調査で自民議員票「8割超」が判明 立憲民主党代表選の結果が影響も?【Nスタ解説】

AI要約

自民党総裁選では、地震被災地での震災対応や若者・女性の活躍に関する議論が行われ、候補者たちの主張が対立している。

国会議員票では小泉進次郎元環境大臣がトップに立っており、青年局・女性局主催の討論会では若者や女性の関心が高い。

能登半島地震の被災地・石川県での討論会では、震災復興に対する候補者たちの訴えも聞かれ、投票方法のオンライン化も議論されている。

自民党総裁選 独自調査で自民議員票「8割超」が判明 立憲民主党代表選の結果が影響も?【Nスタ解説】

自民党総裁選は、各候補者が能登半島地震の被災地で震災対応などをめぐって主張を戦わせました。

こうした中、投票総数の半数を占める国会議員票では小泉進次郎元環境大臣がトップに立っていることがJNNの取材で分かりました。

■総裁選 小泉氏がトップ 小林氏が追う 自民議員票「8割超」が判明

自民党の青年局・女性局が主催した討論会で、各候補からは若者や女性の活躍に関する訴えが多く聞かれました。

小林鷹之 前経済安保担当大臣

「当選4回、40代、サラリーマン家庭で生まれ育った私が総理総裁になることが、この自民党を本気で本気で変えることの象徴になる」

河野太郎 デジタル大臣

「地方議会から女性議員の割合を増やしていく。必要なら、公認推薦の中で割り当てを決める。それぐらいの覚悟でやっていかなければならないのではないかと思います」

上川陽子 外務大臣

「鍵は女性と地方です。女性と、そして地方が主人公になる政策のパッケージ、これが私が皆さんと一緒に取り組んでいきたいことです」

林芳正 官房長官

「働き方改革をこの政治の世界にも入れてリモートなど男の人でも女の人でも十分に仕事ができる。この体制を作ってまいりたいと思います」

また、能登半島地震の被災地・石川県での討論会ということで、震災復興について訴える候補も。

小泉進次郎 元環境大臣

「なかなか石川県能登半島の復興が進まないんじゃないか。この多くの皆さんの思いにしっかりと決着をつけて、復興の加速をしていきたいと思います」

石破茂 元幹事長

「震災は日を選びません。場所を選びません。マグニチュード6以上の地震の2割は日本に集中している。防災省は必要です」

総裁選の決選投票では国会議員票に比べ、地方票の比重が軽くなってしまうことを受け、オンライン投票導入の是非も話題となりました。

加藤勝信 元官房長官

「オンラインで投票できるようにしていく。そうすれば、葉書を出すこともしなくて済みます。オンライン投票を通じて、地方の声はその決選投票を前提として答えが出るし、我々もそれを踏まえて答えを出して結果的に決選投票ができる」