立憲代表選4氏、終盤へ意気込み 野田氏「創設者や現職代表は強い」

AI要約

野田佳彦元首相を中心とする立憲民主党代表選の様子が報道されており、候補者の世論調査結果や意気込みが明らかになっている。

世論調査では野田氏がトップに立ち、枝野氏、泉氏、吉田氏がそれに続いている。

候補者たちは終盤戦に向けて全力を注ぎ、党の未来に向けて訴えている。

立憲代表選4氏、終盤へ意気込み 野田氏「創設者や現職代表は強い」

 野田佳彦元首相(67)が先頭に立ち、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)が追う展開――。立憲民主党代表選の投開票まで1週間となった16日、朝日新聞社など報道各社の世論調査を受けて、候補者は終盤戦に向けた意気込みを語った。

 朝日新聞社が14、15日に行った全国世論調査で、立憲民主党代表にふさわしいと思う候補を聞くと、野田氏29%、枝野氏15%、泉氏6%、吉田氏5%の順だった。各社の世論調査も同じ傾向を示した。

 4氏は16日、札幌市内での記者会見で、世論調査の感想を聞かれた。野田氏は「地方議員票と党員票などは創設者や現職代表が相当強い」と語り、立憲を創設した枝野氏と現職の泉氏に言及。「最後まで気を抜かずに全力投球する」と述べた。

 一方の枝野氏は「ここまでも、これからも王道の選挙を戦いたい」と述べ、泉氏は「確実に(党の)体質を強化してきたことを訴えて評価を得ていきたい」と強調。衆院1期の吉田氏は「無名からの挑戦。徐々に名前を見たという方が増えている」と語った。(伊沢健司)