乾燥機を使用したら「柔軟剤のにおい」がなくなってしまいました。自然乾燥の方が節約にもなるしいいのでしょうか?

AI要約

衣類の洗濯において、柔軟剤のにおいが消える原因や乾燥機の影響について解説します。

柔軟剤の効果を残すためには、乾燥機を使用する際には低温設定をおすすめします。

乾燥機の電気代について算出方法や目安の金額、節約のポイントも紹介します。

乾燥機を使用したら「柔軟剤のにおい」がなくなってしまいました。自然乾燥の方が節約にもなるしいいのでしょうか?

衣類の洗濯において重要視する点はいくつかありますが、中には特ににおいを気にするという方もいるでしょう。においを重視し、柔軟剤にこだわる方も少なくありません。

洗濯機を含め、衣類の洗濯を取り巻く環境は日々進化しています。近年では、洗濯機だけでなく乾燥機を導入している方も多いのではないでしょうか。

しかし、乾燥機を使って衣類を乾燥させると柔軟剤のにおいが取れてしまうことがあるようです。本記事では、柔軟剤のにおいが消える原因と乾燥機の関係や、乾燥機を利用する際にかかる電気代などについて解説します。

洗濯、乾燥後の衣類から柔軟剤のにおいが消えてしまう原因は以下のようなことが考えられます。

●柔軟剤を投入するタイミングが適切でない

●柔軟剤の使用量が適量ではない

●乾燥機を利用するなど、高温で乾燥させている

●洗濯物の量が多過ぎる

●洗濯機の汚れや柔軟剤の投入口の詰まり

柔軟剤のにおいは高温で乾燥させると消えやすくなります。そのため、乾燥機を使用する場合には低温設定にすることをおすすめします。

近頃は気温の上昇が著しく、天日干しでも洗濯物が高温になりやすいですが、乾燥機ほどではありません。柔軟剤のにおいをしっかりと残したい場合は自然乾燥させることで、より柔軟剤のにおいは残りやすいでしょう。

乾燥機の利用が柔軟剤のにおいを消してしまう原因のひとつとはされていますが、それ以外に洗濯の仕方や柔軟剤の利用方法にも気を配るべきです。

乾燥機を使用する際の電気代は、乾燥機の消費電力に使用時間と電気料金単価をかけることで算出できます。

電気料金単価は契約している電気会社や契約プランの内容によって異なるため、あらかじめ把握しておくことをおすすめします。電気料金単価を知ることで、乾燥機だけでなく生活に関わる電気代を把握しやすくなるでしょう。

なお、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会によると、電気料金の目安単価は31円/kWhとされています。

乾燥機の消費電力は製品により異なりますが、1000W前後のものが一般的なようです。なお、乾燥機の消費電力はメーカーの公式サイトやカタログ、取扱説明書などに記載されています。

消費電力が1000Wであり、電気料金単価が目安単価の31円/kWhと仮定すると、1時間あたりの電気代は31円になります。衣類の状況や乾燥機の種類、運転方法次第ですが、乾燥に必要な時間は一般的な乾燥機で2~3時間ほどとのことです。つまり、1回分の乾燥にかかる電気代は62~93円ほどになります。

1日に1回、乾燥機による乾燥を行うと、1ヶ月を30日とした場合は月におよそ1860~2790円の電気代がかかり、年間ではおよそ2万2320円~3万3480円になる計算です。洗濯物の量が多い場合は1日に2回以上洗濯をして、乾燥機を使用することもあるでしょう。無論、その場合は前述した算出結果以上の電気代がかかります。