暗号資産1.2億円分だまし取られる マッチングアプリで知り合い

AI要約

兵庫県警は14日、洲本市の地方公務員の男性がマッチングアプリで知り合った人物に投資を勧められ、約1億2千万円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。

男性は女性を装った相手から暗号資産による投資を勧められ、1億2046万円相当のビットコインを購入し、送金したが、手数料を巡るやりとりで詐欺に気付いた。

警察が詐欺事件として調査中であることを明らかにした。

暗号資産1.2億円分だまし取られる マッチングアプリで知り合い

 兵庫県警は14日、洲本市の地方公務員の男性(58)がマッチングアプリで知り合った人物に投資を勧められ、約1億2千万円分の暗号資産(仮想通貨)をだまし取られたと発表した。詐欺事件として調べている。

 洲本署によると、男性は今年6月、マッチングアプリで女性として登録した人物と知り合った。好意を抱いた相手からSNSで暗号資産による投資を勧められ、7月8日から9月12日までの間に計1億2046万円相当のビットコインを購入し、指定された送金先に送ったという。

 相手が示した投資状況を示す画面では利益が出ていたため男性が引き出しを申し出ると、「手数料として2500万円がかかる。手数料は後日返ってくる」と言われて詐欺に気がつき、警察に通報したという。