今年夏の山岳遭難者 6割以上登山届出さず 山別では富士山が最多 警察庁

AI要約

今年の夏、山で736人が遭難し、そのうち6割以上が登山届を提出していなかったことが判明。

遭難者数は前年比73人減の736人で、富士山や70代の遭難者が多かった。

警察庁は登山届の提出を呼びかけ、無理のない計画を立てる重要性を強調。

今年夏の山岳遭難者 6割以上登山届出さず 山別では富士山が最多 警察庁

今年の夏、山で遭難した人は736人で、そのうち6割以上の474人が登山届を提出していなかったことがわかりました。

警察庁によりますと今年7、8月に山で遭難した人は736人で、去年の同時期より73人減りましたが統計開始後では6番目に多い数字となりました。このうち、登山届を提出した人は240人で、6割以上の474人は提出していなかったということです。

また山別では富士山が62人と最多になっているほか、年齢別では70代が166人と最も多く、60代が164人と続きました。

警察庁は登山届を適切に作成し、提出することで無理のない計画を立てて万が一の事態にも備えてほしいとしています。