自民、兵庫県知事不信任案提出へ 19日にも、県議会で可決の公算

AI要約

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、自民党が知事の不信任決議案を提出する方針を固めた。

全ての県議が辞職要求し、斎藤氏は拒絶する姿勢を示している。

自民党は県政停滞を許さず、不信任案を提出することとなった。

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、県議会最大会派の自民党は知事の不信任決議案を9月議会に提出する方針を固めた。開会日の19日に提出する案が浮上している。関係者が11日明らかにした。維新の会、公明党のほか、立憲民主党県議らでつくるひょうご県民連合も不信任でまとまる見通しで、可決される公算が大きい。

 自民など4会派は無所属議員4人と共同で12日に斎藤氏へ辞職を申し入れる予定。先行した維新を含む全ての県議が辞職要求する形となった。斎藤氏は拒絶する姿勢を示しており、自民はこれ以上の県政停滞は許されないと判断、不信任案へとかじを切った。