「過半数が世襲議員だ」12日スタートの自民党総裁選を立憲代表選挙候補者が批判「政治改革というが今頃言うな」
自民党の総裁選挙が告示され、過去最多の9人が出馬して15日間の選挙戦がスタート。
候補者はそれぞれの演説で政策をアピールし、新たなリーダーが27日に決定。
立憲民主党の代表選挙でも討論が行われ、政治改革や候補者の顔ぶれが議論の中心となる。
自民党の総裁選挙が12日に告示され、これまでで最も長い15日間の選挙戦が始まりました。
総裁選に出馬したのは、過去最多の9人で、自民党本部での演説会のあと、全ての候補者がそろってフジテレビに出演しました。
高市経済安保相:
日本列島を強く豊かにします。
小林前経済安保相:
世界から必要とされる日本をつくります。
林官房長官:
皆さんに実感してもらえる経済再生、がんばります。
小泉元環境相:
答えを出すことができなかった課題に決着をつけたい。
上川外相:
誰一人取り残さない、新しい日本の景色。
加藤元官房長官:
ぜひ国民の所得倍増を実現します。
河野デジタル相:
日本が必要としている様々な改革の先頭に。
石破元幹事長:
納得と共感の政治を実現します。
茂木幹事長:
私は「増税ゼロ」の政策推進です。
総裁選は「国会議員票」と全国の「党員票」367票ずつで争われ、27日に新たなリーダーが決まります。
一方、23日に投開票の立憲民主党の代表選挙は、12日も4人の候補者による討論会が行われました。
自民党の総裁選も議論のテーマとなり、「政治改革というが、今頃言うな」との批判を皮切りに、政策が「立憲の二番煎じで周回遅れ」、候補の顔ぶれについて「過半数が世襲議員だ」などと、それぞれが対決姿勢を強調しました。