立民代表選インタビュー 吉田晴美衆院議員「小泉首相―石破幹事長ならやりにくい」

AI要約

立憲民主党代表選に立候補した4候補者が、自民党総裁選や国民生活の改善について意気込みを語った。

吉田晴美議員は、自民党の総裁選において小泉進次郎首相と石破茂幹事長のツートップが難しいとの見解を示した。

吉田氏は夜中の料理とインスタグラムの動物や子供の動画を通じて選挙戦中の癒やしを見つけている。また、過去の接客業経験から相手を気遣う姿勢を強調した。

立民代表選インタビュー 吉田晴美衆院議員「小泉首相―石破幹事長ならやりにくい」

 立憲民主党の代表選(23日投開票)に立候補した4候補者が9日、スポーツ新聞の合同インタビューに応じた。同時期に行われる自民党総裁選(12日告示、27日投開票)について吉田晴美衆院議員は「小泉進次郎首相―石破茂幹事長となるとやりにくい」と話した。

 代表選について吉田氏は「本当にギリギリ、1分前の駆け込みの形で届け出が行われて、やっぱりこの機会をいただいたからには、国民生活の底上げ、それをどうしていくか。今物価高に苦しむ生活の声が届いているので、それを解決するための議論をまず真っ先にやりたい」と意気込んだ。 自民総裁選については「刷新感や、やっぱりなんとなく自民党が変わったんだっていうようなイメージを持たれるようになるととてもやりにくい」とし、「小泉首相―石破幹事長のツートップになると皆さんが『ああ、やる気なんだな』と期待するかもしれない。『ダメよだまされちゃ』と強くいいたい」とけん制した。

 選挙戦中の癒やしは夜中にする料理と、インスタグラムで見る動画だという。「八百屋の娘なんで野菜料理は大好きで得意。夜でも無心になって料理をしてる時は1番の癒しの時間。インスタでも面白い動物とか子どもとかの動画をみているとしらぬ間に時間がたっちゃってますね」

 95~97年にはシンガポール航空でCAをやっていた吉田氏。「当時は『スチュワーデス物語』の堀ちえみさんじゃないですが、ドジでのろまな亀でしたよ」と笑いつつ、「接客業を経験して、自分がっていうより、相手が何を知りたいか、何を聞きたいか、何が今辛いかっていう、相手がどうあるかっていうことに今も関心がある」と自身の強みを語った。