立憲代表選がきょう告示 当日まで構図決まらず
立憲民主党の代表選挙が告示され、当日の朝まで構図が決まらず異例の展開となった。
最後の最後で立候補した吉田晴美氏が、女性で「当選一回議員」という刷新感を出すために推薦人を貸してもらい候補になった。
代表選は740ポイントで争われ、23日の投開票までが勝負となる。
立憲民主党の代表選挙が7日、告示されました。選挙戦の構図が当日の朝まで決まらず、異例の展開となりました。
先ほど、候補者の届け出が終わりましたが、最後の最後で立候補にこぎつけたのは、当選一回の吉田晴美衆議院議員でした。吉田氏が届け出を提出したのは約1分前で、ギリギリの調整でした。
関係者によりますと、出馬を断念した江田憲司元代表代行が、推薦人を貸す形で候補の一本化になんとか間に合わせたということです。女性である吉田氏が加わったことで、多様性と「当選一回議員」という刷新感を出す狙いがあります。
代表選は総数740ポイントで争われ、そのうち半分が地方議員や党員・サポーター票となります。
吉田氏の当日出馬という直前のドタバタ劇に、「こんな調子では政策を訴えても説得力がない」といった厳しい声も上がる中、自民党の総裁選に埋没しないよう、23日の投開票までここからが勝負となります。(ANNニュース)