吉田晴美氏、政権交代・首相への「覚悟」も口に「決断力、人を見る目はあると思っている」

AI要約

当選1回の吉田晴美衆院議員が立憲民主党代表選に出馬し、リーダーとしての資質を強調。

吉田氏は自身の強みとして、意思決定力と適任者を選ぶ能力を挙げ、リーダーシップを説明。

吉田氏は江田憲司元代表代行の出馬見送りで急遽立候補し、枝野幸男、野田佳彦、泉健太と競う。投開票は9月23日。

 任期満了に伴う立憲民主党の代表選に出馬した、当選1回の吉田晴美衆院議員(52)が、同日の候補者討論会で、自身のリーダーとしての資質について言及した。

 質疑応答の場面で報道陣から、党代表の立場について「今度の解散総選挙で政権交代したら総理になられます。そのお覚悟は」と問われた吉田氏は「その覚悟を決めて、この代表選挙に手を上げています」と、質問者を見据えて断言した。

 他の候補者と違う強み、について聞かれると「リーダーに必要なことは、すべての政策に精通することではないと思っています。当然ながら、自分の得意な分野、そうでない分野がある。でもそれをしっかりと認識し、決断をし、そしてその分野に精通した人は誰か、という適任者を選び、任にあたっていただく、という、その差配ができることなのではないかという風に思っています」と持論を語った。

 吉田氏は「その意味では私は等身大で背伸びはしませんが、決断力、そして人を見る目はあるのでないか、という風に思います」と自己分析した。

 吉田氏は、ともに出馬に意欲を示していた江田憲司元代表代行(68)が、吉田氏の一本化で出馬を見送ったことで、届け出締め切りギリギリのタイミングで出馬が決まった。吉田氏は衆院東京8区選出。2021年衆院選で自民党の石原伸晃元幹事長をやぶって初当選し、注目を集めた。

 代表選は枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)、現職の泉健太代表(50)と吉田氏の4人の戦いとなる。投開票は9月23日。