小泉進次郎氏の横顔 09年初当選 総理への登竜門「青年局長」など歴任

AI要約

小泉進次郎元環境相(43)が自民党総裁選への出馬会見を行い、古い自民党との決別を打ち出した。

進次郎氏は小泉純一郎元首相の次男であり、人気のある政治家としてキャリアを重ねてきた。

進次郎氏の経歴や家族についての事実に加え、発信力や若さが注目されているが、言葉選びには課題があるとの指摘もある。

小泉進次郎氏の横顔 09年初当選 総理への登竜門「青年局長」など歴任

 自民党の小泉進次郎元環境相(43)は6日、東京都内で党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬会見を開き、「古い自民党との決別」を打ち出した。

 進次郎氏は小泉純一郎元首相の次男。父の地盤・神奈川11区を継ぎ、自民党が政権を失った09年衆院選で初当選し、野党議員から政治家のキャリアをスタートした。

 当選回数は5回。父譲りの発信力で新人時代から注目され、「未来の総理の登竜門」といわれる党青年局長のほか厚労部会長や農林部会長、復興政務官を歴任。19年9月、第2次安倍政権で、男性では戦後最年少の38歳で環境相として初入閣。尊敬する政治家のケネディ元米大統領が大統領に就任した43歳と同じ年齢になったことも出馬決断を後押ししたとみられる。

 兄は俳優小泉孝太郎(46)。19年8月に結婚したフリーアナウンサー滝川クリステル(46)との間に1男1女。元高校球児で、野球と落語を愛する。発信力が持ち味だが、言葉選びは「ポエム」「進次郎構文」とやゆされ、経験の浅さとともに不安要因とされる。