「10月前半にも解散か」“早期に衆院解散”真意は?進次郎氏が総裁選出馬を正式表明

AI要約

小泉進次郎氏が自民党総裁選への立候補を正式に表明し、改革を前面に打ち出しました。

進次郎氏は早期の衆議院解散と国民の信任を求める意向を示し、古い自民党との決別を強調しました。

会見では父親である小泉純一郎氏のスローガンを継承し、政治資金の透明化や規制改革などの重点政策を訴えました。

「10月前半にも解散か」“早期に衆院解散”真意は?進次郎氏が総裁選出馬を正式表明

小泉進次郎氏が6日、自民党の総裁選挙に正式に名乗りを上げました。何度も繰り返したのが、父親譲りの「改革」の2文字。そして、できるだけ早期に衆議院を解散し、国民の信を問いたいと踏み込みました。まずは刷新感を前面に打ち出した立候補会見となりました。

自民党 小泉進次郎元環境大臣

「私はこの度の自民党総裁選に立候補いたします。今回の総裁選は自民党が本当に変わるか。変えられるのは誰かが問われる選挙です。誰がやっても変わらない、政治に期待しない声が多いなか、自民党が真に変わるには改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです。今、政治を変えなかったら、子どもたちの時代に間に合わない。政治の決定のあり方、政策の強度・速度を圧倒的に上げなければ間に合わない。そんな危機感が募り、今私はここに立っています」

具体的な政策よりも先に切り出したのは…。

自民党 小泉進次郎元環境大臣

「私が総理総裁になったら、できるだけ早期に衆議院を解散し、中長期の私の改革プランについて国民の皆さんの信を問うことにしたい」

“選挙の顔”としての自信を覗かせました。

自民党 小泉進次郎元環境大臣

「今回の政治資金問題こそ、古い自民党の象徴です。この古い自民党を終わらせるために、私が総理になって最初に着手するのは、皆さんからの共感を取り戻すための政治改革です。政策活動費は廃止します。同じく使途が公開されていない旧文通費についても、使途の開示と残金の返納を義務付けます」

国会議員に毎月100万円支給されている旧文通費の使い道を公開するとしています。“裏金議員”については公認するかどうか「厳正に判断」し、選挙で信を得るまでは「要職に起用しない」方針を示しました。

自民党 小泉進次郎元環境大臣

「私が総裁になれば、古い自民党と決別する覚悟です」

身振り手振りを交えながら、短いフレーズを重ねて変革を訴える。重なるのは父親・純一郎氏の姿です。

小泉純一郎総理大臣(当時)

「私の方から自民党をぶち壊しますから」

会見では、純一郎氏の代名詞とも言えるあの言葉も…。

小泉純一郎総理大臣(当時)

「補助金・交付税・税源移譲、三位一体です」

自民党 小泉進次郎元環境大臣

「政治資金の透明化・自民党改革・国会改革、三位一体で進めます」

小泉純一郎総理大臣(当時)

「聖域なき構造改革に取り組みます」

自民党 小泉進次郎元環境大臣

「聖域なき規制改革を断行します」