東京都 “公立小中学校の給食費支援”拡大へ 都内全ての小中学校で「給食費完全無償化」を目指す

AI要約

東京都はきょう、公立の小中学校の給食費について、市町村への財政支援を拡大する方針を発表しました。

都は区市町村の給食費の財政支援を始め、23区では給食費の完全無償化が実現している一方、11の市で未実現としていることを明らかにしました。

都は財政支援を拡大して、市町村の負担を軽減し、都内全ての小中学校で給食費の完全無償化を目指しています。

東京都 “公立小中学校の給食費支援”拡大へ 都内全ての小中学校で「給食費完全無償化」を目指す

東京都はきょう(6日)、公立の小中学校の給食費について、市町村への財政支援を拡大すると発表しました。

都は今年度(2024年度)から区市町村の給食費の財政支援を始めています。

都によりますと、23区すべてで給食費の完全無償化が実現した一方、39ある市町村のうち、11の市で実現していないということです。このため、都は3学期分から市町村への財政支援の割合を2分の1から8分の7に引き上げる方針です。

都は財政支援を拡大することで市町村の負担を軽減し、都内全ての小中学校で給食費の完全無償化を目指す考えです。

小池知事は、給食費の無償化について「本来は国が行うこと。国が自らの責任で実施するまでの間、交付金を拡充する」としています。