残暑長引く 東北から沖縄に「高温に関する早期天候情報」も 気象庁1か月予報

AI要約

気象庁は、向こう1か月の気温が全国的に高くなり、9/20(金)ごろにかなり高い所が多い見込み。降水量は北日本の日本海側と沖縄・奄美で平年並みか多い見込み。日照時間は沖縄・奄美で平年並みか少なくなりそう。

東北から沖縄にかけての向こう2週間は気温が高く、熱中症対策や健康管理に注意が必要。気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、注意を呼びかけている。

毎週月曜日と木曜日に、「かなり高い」または「かなり低い」気温や「かなり多い」降雪量が30%以上の確率で予想される場合に情報が発表される。

残暑長引く 東北から沖縄に「高温に関する早期天候情報」も 気象庁1か月予報

 気象庁は5日(木)、向こう1か月(9/7~10/6)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込み。とくに、9/20(金)ごろにかけては、気温がかなり高くなる所が多そうだ。

 向こう1か月の降水量は、低気圧、前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、北日本の日本海側と沖縄・奄美で、平年並みか多い見込み。向こう1か月の日照時間は、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、沖縄・奄美で平年並みか少なくなりそうだ。

 東北から沖縄にかけての向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多い見込み。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症対策を行い、健康管理に注意するよう呼びかけている。農作物や家畜の管理などにも、引き続き注意が必要だ。

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。