爽やかな甘さ「おいしく食べて」 高校生がメロン収穫 青森

AI要約

青森県の五所川原農林高校生徒が校内で育てたメロンを収穫し、青果市場で競りにかける。

2006年から青森オリジナルメロン生産連絡協議会の後継者育成事業の一環として栽培を続けており、今年も順調に収穫を迎える。

生徒たちはメロンを収穫し、箱詰め作業に取り組み、栽培過程への思いを語る。

爽やかな甘さ「おいしく食べて」 高校生がメロン収穫 青森

 日本有数のメロン産地、青森県の県立五所川原農林高(五所川原市)の生徒が29日、校内の農園で栽培したメロンを収穫した。30日には弘前市の青果市場で競りにかけられ、県内外へ出荷される。

 青森オリジナルメロン生産連絡協議会の後継者育成事業の一環として2006年から栽培している。今年も5月に、爽やかな甘さが特徴の「ハニーゴールデン」の苗、240本を定植。順調に収穫の日を迎えた。

 生物生産科の1年生24人がはさみを使ってツルからメロンを切り取り、1個ずつ丁寧に収穫。段ボールへの箱詰めに汗を流した。太田葉月さん(16)は「3カ月かけて皆で一生懸命育てました。おいしく食べてもらえたらうれしい」と話していた。【松本信太郎】