側近が告発者の私的情報持ち出しか 兵庫 斎藤知事“パワハラ疑惑”

AI要約

兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑に関連し、元局長の個人情報が持ち出された事件で、幹部らが関与の疑いが浮上していることが県の調査で判明。

斎藤知事は関与を否定し、元局長の懲戒処分後に死亡したことも報告されている。

元局長のプライバシー保護を訴える直前の状況も注目されている。

側近が告発者の私的情報持ち出しか 兵庫 斎藤知事“パワハラ疑惑”

兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを巡り、知事の側近の幹部らが、告発文書を作成した元局長の個人情報を持ち出したとして、県が調査する方針であることが分かりました。

兵庫県 斎藤知事

「(幹部)一人ひとりに確認したら『そういったことはないです』ということでした。もちろん私自身もそういったことは関与も指示もしていない」

 斎藤知事の「職員へのパワハラ」などの疑惑を内部告発した元西播磨県民局長は、懲戒処分を受けて、その後、死亡しました。

 県は、内部調査で、元局長のパソコンなどを調べていた前総務部長らが、告発内容とは関係のない私的な情報を持ち出した疑いがあり、調査する方針だということです。

 元局長は、亡くなる直前にプライバシーの配慮を求めるよう訴えていました。