斎藤知事「私も関与や指示はしていない」 側近の幹部らが告発した元局長の私的情報を持ち出したか

AI要約

兵庫県の斎藤知事の側近が元西播磨県民局長の個人情報を持ち出した疑いが浮上

斎藤知事を巡るパワハラ疑惑に関する百条委員会設置、元局長が告発文書を作成

兵庫県が内部調査を行い、私的情報持ち出しの疑いが浮上し、弁護士の依頼を検討

斎藤知事「私も関与や指示はしていない」 側近の幹部らが告発した元局長の私的情報を持ち出したか

 兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などをめぐり、斎藤知事の側近の幹部らが告発文書を作成した元西播磨県民局長の個人情報を持ち出したとして、県が調査する方針であることが分かりました。

 斎藤知事をめぐっては、元西播磨県民局長が「職員へのパワハラ」など、7つの疑惑を告発する文書を作成し、調査をするため、兵庫県議会による百条委員会が設置されています。

 先月、百条委員会に証人として出頭予定だった元局長は、亡くなる直前にプライバシーの配慮を求めるよう訴えていました。

 県は、内部調査として元局長のパソコンなどを調べていた前総務部長らが、告発内容とは関係のない私的な情報を持ち出した疑いがあり、県が調査する方針であることが分かりました。

 斎藤知事

 「(幹部)一人一人に確認したら『ないです』ということでした。私も関与や指示はしていない」

 

 兵庫県は、一連の経緯について外部の弁護士への依頼を検討しているということです。