台風10号、関東甲信で1時間に50ミリ予想も 夜は広範囲で雨予報 気象庁注意呼びかけ

AI要約

台風10号の影響で関東甲信地方では激しい雨と雷が予想され、降水量が多く250ミリの大雨が続く見通し。

気象庁は土砂災害への危険度が高まる可能性があるため、注意を呼びかけている。

東海道新幹線は大雨の影響で30日に計画運休を行い、一部区間での運行変更がある。

強い台風10号の影響で、関東甲信地方は29日午後から30日にかけ、雷を伴った激しい雨が降る見通し。気象庁によると、降水量は多いところで1時間50ミリと予想され、29日正午から24時間の降水量は、多いところで250ミリと大雨が継続する見通し。29日午後6時以降の降水確率は関東甲信地方の広い範囲で80~100%となっている。これまでの雨で地盤が緩んだ所もあり、気象庁は「少ない雨量でも土砂災害への危険度が高まる恐れがある」と注意を呼び掛けている。

大雨の予報を受け東海道新幹線は30日、計画運休を行い三島駅-名古屋駅間の上下線で終日、始発から運転を取りやめる。東京駅-三島駅間と、名古屋駅-新大阪駅間は、各駅に停まる臨時「こだま」を1時間あたり上下各2本程度、全車自由席で運転する。また東海道新幹線と山陽新幹線との直通運転は終日、取りやめる。