“謝りたくても記憶にない”市民に「バカ」と暴言した泥酔小樽市議が謝罪会見…顔や姿を思い出せなくいまだ謝罪できず 議員議職は否定 北海道
小樽市議が泥酔して市民と口論し、暴言を発して謝罪会見を行った。
記憶が曖昧で直接謝罪ができないと述べながら、離党届を提出し会派の代表も辞任。
議員辞職は否定しつつも、記憶が戻らず苦悩する中村市議。
28日正午過ぎ、北海道・小樽市役所であの泥酔市議が謝罪会見に臨みました。
中村誠吾小樽市議（66）:
まず人として最初に謝罪させていただきたい。お騒がせをして申し訳ございませんでした。
深く頭を下げた小樽市議の中村誠吾氏。
謝罪の理由は、24日に小樽市で開かれた花火大会に酔っぱらった状態で訪れた中村市議が、公園にいた子どもを怒鳴ったことが原因で市民と口論となり暴言を連発したことです。
中村誠吾小樽市議（66）:
お前バカじゃねえのか。上の先輩にバレるんだぞ。誰だと思っているんだ、俺のこと。
翌朝、FNNは中村市議を直撃。
「僕さっき起きてね、夢だと思っていたくらい記憶にない。正直言って覚えていません」と中村市議は主張しました。
事態を受け、所属していた立憲民主党に離党届を提出しました。
そして28日、謝罪会見にスーツ姿で現れた中村市議。
ところが、会見が始まる直前、同僚議員に呼ばれ部屋の外へ。
笑みを浮かべながら、1分後に戻ってきた中村市議。
胸元を見ると、さっきまではなかったネクタイを着けていました。
そして、おもむろに立ち上がりはっきりとした口調で「まず…まず人として最初に謝罪させていただきたい。相手方と口論をしています。あの言葉、その通り暴言ですね。相手の方におわびをさせていただきたい」と謝罪の言葉を述べました。
しかし…。
中村誠吾小樽市議（66）:
（Q.直接謝罪はできていない?）いま質問があったのですが、究極的にはお姿・顔も記憶にない。謝りたくても、もし今日道ですれ違ってもあいさつもできない。非常に痛感している。（Q.話を聞いても記憶は戻らない?）正直に申し上げますが、記憶が戻っていない。
中村市議は会派の代表も辞任しましたが、議員辞職については否定しました。
