【独自】「お前らガキなんだよ」「バカじゃねえの」“泥酔市議”が暴言「誰だと思っているんだ俺のこと」 直撃に中村誠吾市議「記憶にない」 北海道・小樽市
北海道・小樽市の市議会議員が酒に酔い、市民に暴言を吐くトラブルを起こしました。
市議は暴行を受けた市民に対して自らの行動を認め、市民に対する責任を取りました。
立憲民主党は市議の行動を受けて、当面の公務自粛を決定し、市議は離党届を提出しました。
動画に残された自らの姿にビックリ。
北海道・小樽市の市議会議員が酒に酔い、市民に暴言を吐くなどのトラブルを起こしました。
中村誠吾小樽市議:
お前バカじゃねえのか。上の先輩にバレるんだぞ。誰だと思ってるんだ、俺のこと。
撮影者:
名前なんだっけ?
中村誠吾小樽市議:
言わねえ。
24日に開催された花火大会の会場で、市民の男性に向かい「誰だと思ってるんだ俺のこと」などと暴言を吐いていたのは、小樽市議会の現職議員、立憲民主党の中村誠吾市議（66）。
すでに酩酊した状態で花火大会会場の公園にいたという中村市議。
トラブルを起こしたのは、終了直後の午後8時ごろでした。
撮影者:
公園のベンチに座って、子供だちに向かって「お前らちょっと来い!」って叫んでいる人がいたんですよ。たばこの火を近づけるような感じの態度をとったので、これはマズいなと思って、私がちょっとやめてくださいと話をしに行った。
すると、中村市議が男性に「お前バカじゃねえのか。上の先輩にバレるんだぞ。誰だと思ってるんだ、俺のこと」と詰め寄ったといいます。
その後も男性に暴言を吐き続け、「俺は連合北海道から全ての政治局の担当やってきた。お前らガキなんだよ。してお前ら何なのよ」と自らの経歴を語り出し、「政治局」という言葉を連呼し始めた中村市議。更に…。
中村市議:
お前ら何の政治局が関係してるの?
撮影者:
そんなんしてないって何も。
中村市議:
おーそうかい、ほーんそうかい、ふーん政治局関係してないんだな。なめんなよ、お前。
暴言は更にエスカレートしていきます。
中村市議:
お前たち本当に俺のこと知らねえんだな。もうこれでお前たちのことを救ってやらないからな。政治的には救ってやらないからな。いい、いい、これで終わった。
その後、中村市議は警察に事情を聴かれましたが、自宅に帰ったということです。
暴言を受けた市民は「『もうお前らを助けてやらない』と、バカだのクソだの言われ、こういう人が市議会議員でいいんですか?みたいな（思い）」と語りました。
トラブルから一夜が明け、FNNが中村市議を直撃すると、その態度は一変していました。
中村市議:
僕さっき起きて、夢だと思ってたくらい記憶にない。（Q.見てもらいたい動画がある）どうぞどうぞ、見させてください。
動画を見て自らの姿を確認した中村市議。
中村市議:
（Q.これは中村市議本人?）もちろん、僕ですよ。正直言って覚えていません。（Q.服装同じ）だからそうだなって今分かった。うん、酔ってるね。ただ何で公園に行ったのか分からない、自分で。
この日は午後2時から自宅で酒を飲んでいて、公園に行った記憶がないといいます。
中村市議:
もちろん、酒とはいえ私が悪い。間違いないですね。一般市民の人にこういう言葉を使って、子供たちにもきっと恐ろしい思いをさせたのであれば、全部私の責任です。
市民への暴言問題を受け、立憲民主党は緊急の支部会で、中村市議を当面公務自粛とすることを決定。
中村市議は26日、離党届を提出しました。
