水谷隼氏、河野太郎氏の「ブロック」発言に思い「選択肢の1つだが誹謗中傷には厳しい対応を」

AI要約

卓球の東京オリンピック混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏が、自民党総裁選に出馬を表明した河野太郎デジタル相のSNS投稿に対するブロックについてコメントした。

河野太郎氏が誹謗中傷に対してブロックを推奨する姿勢を示す中、水谷隼氏はブロックよりも厳しい対応を望む意見を述べた。

誹謗中傷に対する対応についての議論が交わされる中、SNSの問題に関心が高まっている様子が伺える。

水谷隼氏、河野太郎氏の「ブロック」発言に思い「選択肢の1つだが誹謗中傷には厳しい対応を」

 卓球の東京オリンピック(五輪)混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏(35)は27日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演し、26日に自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を表明した河野太郎デジタル相(61)が会見で言及した、SNS投稿に対するブロックをめぐり、コメントした。

 河野氏は質疑応答の中で、X(旧ツイッター)で自身に対する一部の投稿をブロックし「ブロック太郎」とやゆされる自身の姿勢は、首相の資質としてふさわしいかと問われた際「何らかの誹謗(ひぼう)中傷を止めないと行けない。1つは法的な手段に訴えることで、もう1つ簡単にできるのはブロックすること」と主張。「SNS上で誹謗中傷をされたら、ブロックをお勧めしたい。ブロックしたことを批判をするのはおかしいと、声を大にして申し上げたい」と主張した。

 番組では河野氏の出馬会見の様子を報じ、専門家が辛口のコメントを展開。そんな中で、発言を求められた水谷氏は、河野氏のSNS戦略に関して「距離感が近い」と評価しつつ、「1つ言いたいのは、昨日、誹謗中傷について触れられていた。誹謗中傷を河野さんがされたら、じゃあブロックしちゃえばいい、みたいな話をした」と言及した。

 水谷氏は「自分も誹謗中傷をされていて」と口にした上で「ブロックするというのはもちろん選択肢の1つではあると思うんですが、やっぱりブロックするというのは、例えば学校でいじめられたら『じゃあ、いじめられないために引きこもればいいんじゃないか』という感じなんです」と私見を述べた。

 その上で「ブロックではなく、誹謗中傷に対して、厳しい対応をしていってほしいなと、個人的には思いました」と、河野氏に訴えた。