上川氏、首脳外交に意欲 自民総裁選、現職外相は「強み」

AI要約

自民党の上川陽子外相は、党総裁選に立候補を目指し現職外相としての強みを持つと述べた。

上川氏は首相になった場合、中東、ウクライナ、東アジア外交を強化する意向を示し、首脳外交に積極的に取り組む考えを示した。

また、外相として築いた信頼関係を活かし、外交課題に取り組む姿勢を強調。公務を優先し、総裁選への出馬については積極的な姿勢を見せている。

 自民党の上川陽子外相は27日の記者会見で、立候補を目指す9月の党総裁選について、現職の外相として臨むことは「強み」だと指摘した。

 中東、ウクライナ、東アジア外交に関し、「ネットワークを最大限生かし、首相になったら連続して進めていきたい」と述べ、首脳外交に強い意欲を示した。

 上川氏は「外相として(各国と)信頼関係をつくり、そのベースの上に国家の関係がある」と強調。「外相としての重責を認識しており、目の前の外交課題に優先的に取り組んでいる」と話し、総裁選より公務を優先する考えも示した。

 出馬に必要な20人の推薦人確保については「何とか土俵に乗るために取り組んでいる」と述べるにとどめた。