過去最多の立候補者となる見通しの自民総裁選 世論調査では誰が人気? 上川外相は推薦人確保に自信

AI要約

自民党の総裁選挙で河野太郎デジタル相と上川陽子外相が立候補を表明しました。河野デジタル相は世界の形や日本の役割について主張し、上川外相は初の女性総理を目指して推薦人確保に取り組んでいます。

他にも候補者が次々に立候補を表明し、総裁選は過去最多の候補者となりそうです。世論調査では小泉元環境相や石破元幹事長が支持を集める中、自民党の総裁選は熾烈な戦いとなりそうです。

総裁選は9月12日に告示され、27日に投開票が予定されています。

過去最多の立候補者となる見通しの自民総裁選 世論調査では誰が人気? 上川外相は推薦人確保に自信

自民党の総裁選挙で8月26日 河野太郎デジタル相が立候補を表明しました。一方、上川陽子 外相は推薦人の確保に自信をのぞかせています。

河野デジタル相:

この日本を引っ張るリーダーにみなさんのご支援をいただいてこの国を前に進めていきたいと思っております

河野デジタル相は26日午後に会見を開き、総裁選への立候補を正式に表明した上で「世界の形がどうあるべきか議論し日本の果たす役割を主張していくべき」と立候補への思いを語りました。

また、上川外相は25日、20人の推薦人確保に向けて自信をのぞかせました。

上川外相:

日本で初の(女性)総理になってほしいということで、それは「外交・内政ともに経験を有していて安定感のある上川陽子しかいない」という声を多くいただいている。20名をはるかに超える支持を得ているところで、推薦人を誰にという最後の詰めをしている状況

まだ出馬表明の時期は決まっていないということですが、「26日も支持拡大に全力を尽くす」と意気込みを語りました。

上川外相:

できる限り直接会って直接対話することが私の信条なので、できる限りの時間を皆さまにお願いして一人でも多く会って行きたい

総裁選にはこれまでに小林鷹之前経済安全保障担当大臣と石破茂元幹事長が立候補を表明しています。

小林鷹之 前経済安全保障担当相:

(9月27日の投開票まで)もう1カ月しかないという思いで全国を力の限り、時間のある限り飛び回っていきたい

石破茂 元幹事長:

公約はもうできていますが、訴求力を持ってわかってもらえるように表現できるかということはまだまだ工夫が必要

さらに今週以降、小泉進次郎 元環境相、高市早苗 経済安全保障相、林芳正 官房長官、茂木敏充 幹事長も立候補を表明する見通しで、過去最多の候補者となりそうです。

FNNがこの8月24日 25日に実施した世論調査の結果がこちらです。

9月27日に行われる自民党総裁選について最も総裁にふさわしい人を聞いたところ、小泉元環境相が最も高い22.4%、2番目が石破元幹事長が21.6%でした。

続いて高市経済安全保障相が10.8%、河野デジタル相が7.7%でした。上川外相は4.2%となっています。

さらに自民党を支持すると答えた人に限ると、小泉氏の支持は29.4%、石破氏は23%、高市氏は15.3%とそれぞれ高くなりました。上川外相は4.3%となっています。

自民党の総裁選は9月12日に告示、 27日に投開票されます。