きょう(火)の天気 台風10号は奄美にかなり接近 その他も局地的に大雨のおそれ 午前中は東海で線状降水帯発生の可能性も

AI要約

台風10号の影響で大荒れの天気となる奄美地域や、西日本での激しい雨や雷雨に警戒が必要。

奄美を中心に非常に強い勢力で接近する台風10号による大雨、暴風、高波による被害が懸念される。

激しい雨や雷雨による河川の増水や土砂災害、熱帯夜を含む蒸し暑さによる熱中症に警戒が必要。

きょう(火)の天気 台風10号は奄美にかなり接近 その他も局地的に大雨のおそれ 午前中は東海で線状降水帯発生の可能性も

 きょう27日(火)は、台風10号が近づく奄美では大荒れの天気となりそうだ。その他も湿った空気の影響で大気の状態が不安定で、激しい雨や雷雨になる所がある見込み。特に東海では午前中、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。

 強い台風10号は、午前5時には奄美の東南東を西北西に進んでいると見られる。あす28日にかけて、非常に強い勢力で奄美にかなり近づくため、奄美では大雨や暴風、高波に厳重に警戒が必要となる。

 九州南部や四国など西日本でも次第に風が強まり、海が荒れてくる見込み。交通機関に影響がでる可能性もあるため、最新の気象情報と交通情報に注意が必要だ。

 その他も台風周辺の湿気や、前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が不安定になっている。午前5時現在は、北海道や東海を中心に活発な雨雲がかかっており、東海では午前中、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激高まるおそれがある。

 その他も激しい雨や雷雨となり、場所によっては短時間で道路が冠水するような降り方になる所もありそうだ。土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水、落雷、突風などに警戒が必要となる。

 最高気温はきのうと比べると高い所、低い所それぞれだが、各地とも蒸し暑くなりそうだ。西日本では35℃以上の猛暑日になる所もあり、かなりの蒸し暑さになることが予想される。湿気が多いと、熱が体にこもり、より熱中症にかかりやすくなるため、警戒が必要だ。

(気象予報士・多胡安那)