斎藤知事パワハラ疑惑 百条委「文具を投げつけた」「ため息をプレッシャーに感じた」などの証言も 

AI要約

兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑を調査する百条委員会で初めて証人尋問が行われた結果、明確なパワハラを受けた人はいなかったと委員長が述べた。

23日の証人尋問では、6人の職員がパワハラを受けた可能性について非公開で尋ねられ、委員長は証拠がないとしたが、知事の過剰なプレッシャーや暴力行為に関する証言もあった。

来週金曜日には再度証人尋問が行われ、斎藤知事自身も質問を受けることになっている。

斎藤知事パワハラ疑惑 百条委「文具を投げつけた」「ため息をプレッシャーに感じた」などの証言も 

 兵庫県の斎藤知事のパワハラなどの疑惑を調査する百条委員会で、初めて証人尋問が行われ、委員長は今回、「明確なパワハラを受けた人はいなかった」としました。

 23日の百条委員会では、斎藤知事によるパワハラを実際に受けたり、目撃したりした可能性がある職員6人に対する証人尋問が非公開で行われました。証人尋問は6時間あまりにわたって行われ、その後、委員長らが会見を開きました。

 百条委員会  奥谷謙一委員長

(Q、知事から理不尽に厳しい叱責を受けたと明言された方は?)

 「明確に知事のほうからパワハラを受けた方はいらっしゃらなかった。厳しい叱責を受けたことがあるという方は結構おられたのではないか」

 一方で、「知事の大きなため息をプレッシャーに感じた」「知事が幹部に文具を投げつけた」などの証言があったことも明かされました。今後、パワハラに当たるかどうか精査するとしています。

 証人尋問は来週金曜日にも行われ、斎藤知事への尋問は公開されることになっています。