兵庫・斎藤知事の“パワハラ疑惑” 百条委員会で県職員6人の証人尋問 「重要な証言を聞き取ることができた」

AI要約

兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑をめぐる百条委員会が開かれ、証言を求める取り組みが行われた。

県職員6人に対する証人尋問が7時間以上かけて実施され、パワハラ疑惑に関する証言が得られた。

斎藤知事は疑惑を否定しているが、奥谷委員長は本人への公開証人尋問でさらに認識を確認する考えを示している。

兵庫・斎藤知事の“パワハラ疑惑” 百条委員会で県職員6人の証人尋問 「重要な証言を聞き取ることができた」

 兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑をめぐり、県の職員から非公開の場で証言を求める百条委員会が開かれました。   

(百条委員会・奥谷委員長)「重要な証言を聞き取ることができた。パワハラに当たるのかどうかを評価したい」

 県職員6人に対する証人尋問は、7時間以上かけて実施されました。

 斎藤知事をめぐっては、職員へのパワハラなどの疑惑を告発する文書が県の元幹部職員によって作成され、このうち20メートル歩かされたことで職員を怒鳴り散らしたという内容については、23日も同じ内容の証言が得られたことが分かりました。

 斎藤知事は「業務上、必要な範囲の指導だった」とパワハラ疑惑を否定していますが、百条委員会の奥谷委員長は、30日に公開で行われる本人への証人尋問で、「必要な指導」に対する斎藤知事の認識を改めて確認する考えを示しました。