イタリア海軍の帆船が来日、東京 海自が歓迎行事

AI要約

イタリア海軍の練習帆船アメリゴ・ベスプッチが東京国際クルーズターミナルに初入港し、海上自衛隊による歓迎行事が開かれた。

アメリゴ・ベスプッチは1931年に進水し、2023年にイタリアを出発して世界巡航中で、日本訪問は初めて。

22日にはイタリア海軍の他の艦船が海自横須賀基地に寄港し、両国海軍の協力関係が強化されている。

 イタリア海軍の練習帆船アメリゴ・ベスプッチが25日、東京国際クルーズターミナル(東京)に入港し、海上自衛隊が歓迎行事を開いた。家族連れら多くの見物客が訪れ、イタリア国旗を振ったり写真を撮ったりした。

 船は1931年に進水。2023年にイタリアを出発して世界各地を巡っており、来日は初めて。強風の中、帆を畳んだままモーターで進み、25日午後に着岸した。

 22日にはイタリア海軍の空母とフリゲート艦が神奈川県の海自横須賀基地に寄港したばかり。海自の真殿知彦横須賀地方総監は「海自とイタリア海軍のつながりは着実に拡大し、深まっている」とあいさつした。