「不安があれば相談を」夏休み明け前の子どもたちへ いじめ・不登校などに詳しい弁護士が全国一斉電話相談
夏休み明けに増えるとされる子どもの自殺を防ぐため、学校でのトラブルに詳しい弁護士による無料電話相談が26日から始まる。
過去にはいじめや教員の不適切な指導などに関する相談が多く、今年も様々なトラブルについての相談を受け付ける予定。
相談は1週間にわたって実施され、住んでいる地域に関わらず無料で利用することができる。
夏休み明けに増えるとされる「子どもの自殺」を防ごうと、学校でのトラブルに詳しい弁護士による無料の電話相談が26日から始まります。相談に当たる弁護士は「学校に行くときに自分の中で不安があるなら相談して欲しい」としています。
電話相談を行うのは、いじめや不登校など、学校でのトラブルに詳しい弁護士でつくる「学校事件・事故被害者全国弁護団」です。学校が再開する夏休み明けに増えるとされる子どもたちの自殺を防ごうと、毎年、この時期に行っています。
弁護団によりますと、去年は、いじめや教員の不適切な指導などについて、およそ50件の相談が寄せられたということです。
弁護団の代表で杉浦ひとみ弁護士は、「学校に行くときに不安があるならきちんと相談し、自分の中で整理してから学校に行けるようにした方がいい」とした上で、「裁判だけではなく話し合いや教育的な指導で解決する方法もある。色々な解決の選択肢を提供したい」と話しています。
電話相談は26日から9月1日までの1週間、受け付けていて、住んでいる地域に関わらず無料で利用することができます。
▼8月26日（月）
052-763-7370（午前10時～午後4時）
028-615-2255（午後1時～午後4時）
▼8月27日（火）
011-209-4789（午前10時～午後4時）
▼8月28日（水）
078-360-8869（午前10時～午後4時）
▼8月29日（木）
0263-88-2970（午前10時～午後1時）
082-511-7798（午前10時～午後4時）
▼8月30日（金）
090-8963-5268（午後1時～午後4時）
▼8月31日（土）
090-4536-0866（午前10時～午後4時）
080-1032-2606（午前10時～午後4時）
▼9月1日（日）
03-3511-5748（午前10時～午後4時）
