オーバードーズで昏睡状態の女性放置 医師に無罪判決 東京地裁

AI要約

医師が薬を大量摂取した女性を放置し、その女性が死亡した事件で医師が無罪となった

裁判所は、女性が医師が部屋を出る前に保護が必要な状態にあったかどうかに疑念が残るとして無罪判決を下した

事件は、医師の保護責任遺棄の罪で起訴されたが、証拠不十分として無罪判決が下された

オーバードーズで昏睡状態の女性放置 医師に無罪判決 東京地裁

大量の薬を摂取し、昏睡状態となった女性を放置した罪に問われた医師に無罪が言い渡されました。

50歳の男性医師は2021年、都内のホテルの一室で、薬などを大量に摂取して昏睡状態になった女性(当時38)を放置した保護責任者遺棄の罪に問われました。

女性は男性医師が部屋を出た翌日、死亡が確認されました。

東京地裁は、判決で「部屋を出るまでに女性が保護すべき状態に陥っていたと認めるには合理的な疑いが残る」として、男性医師に無罪を言い渡しました。