立憲代表選、野田元首相が出馬に向け調整 枝野前代表に続き

AI要約

立憲民主党の野田佳彦元首相が党代表選に立候補する準備に入ったことが報じられた。

野田氏は代表選出馬を要請されて熟慮中であり、正式な表明は今後検討される見通し。

立憲の代表選には、枝野幸男前代表と泉健太代表も立候補する意向である。

立憲代表選、野田元首相が出馬に向け調整 枝野前代表に続き

 立憲民主党の野田佳彦元首相(67)は9月7日告示、23日投開票の党代表選に立候補する調整に入った。複数の党関係者が23日、明らかにした。

 野田氏は19日に党の若手・中堅グループや所属する千葉県連の有志から、代表選出馬を要請され「熟慮する」などと回答。22日に出張先の台湾から帰国し、23日にかけて、自身に近い議員や党関係者と相次いで面会するなどしていた。正式な表明時期については今後、検討するとみられる。

 野田氏は衆院千葉4区選出で9期目。旧民主党政権の2011年9月に首相に就任したが、12年12月の衆院選で敗北し、自民党に政権交代した。

 立憲の代表選を巡っては枝野幸男前代表(60)が21日に立候補を正式表明。泉健太代表(50)も立候補する意向を固めている。【田辺佑介】