検査後の40分間に飲酒か、群馬 3人死亡事故のトラック運転手

AI要約

群馬県伊勢崎市で起きたトラックと乗用車の衝突事故で家族3人が死亡した。逮捕されたトラック運転手が事故当日に40分間飲酒した疑いがある。

トラック運転手は事故前に出勤しアルコール検査を受けたが問題なし。車内のカメラには運転中に飲酒した様子は写っていなかった。

県警は運転手を自動車運転処罰法違反容疑で送検した。

 群馬県伊勢崎市で5月、トラックが乗用車に衝突して家族3人が死亡した事故で、逮捕されたトラック運転手鈴木吾郎容疑者(69)が、事故当日に出勤してから運転を始めるまでの約40分間に飲酒した疑いがあることが22日、関係者への取材で分かった。県警は自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で鈴木容疑者を送検した。

 勤務先の運送会社によると、鈴木容疑者は5月6日午後2時50分ごろに出勤し、アルコール検査を行った。結果に問題はなく、午後3時半ごろに出発。車内のドライブレコーダーには、運転中に飲酒した様子は写っていなかった。午後4時15分ごろの事故までにエンジンを止めた形跡もなかった。