家族3人死亡事故 トラックに焼酎の空き瓶 群馬・伊勢崎市
群馬県で5月、トラックが乗用車に衝突し家族3人が死亡した事故で、運転手の飲酒が明らかになった。
運転手は事故前の検査ではアルコールが検知されなかったが、事故後には基準値を超えるアルコールが検出された。
遺族は運転手の行為に対し怒りと悔しさを表明している。
群馬県で5月、トラックが乗用車に衝突し家族3人が死亡した事故で、トラックの中に焼酎の空き瓶があったことがわかりました。
鈴木吾郎容疑者(69)は5月、群馬県伊勢崎市で酒を飲んだ状態でトラックを運転し乗用車と衝突して、塚越湊斗くん(2)、父親の寛人さん(26)、祖父の正宏さん(53)を死亡させたなどの疑いがもたれています。
鈴木容疑者は運転前の検査ではアルコールは検知されませんでしたが、事故直後には基準値超えのアルコールが検出されました。
その後の関係者への取材でトラックにはアルコール度数が20度の焼酎220ミリリットルの空き瓶が2つ残されていたことがわかりました。
遺族はANNの取材に対し、「呼気検査のあとに飲酒をしていたことに怒りと悔しさが込み上げた」「亡くなった3人にどう報告すればいいのか」とコメントしています。
警察は飲酒運転に至った経緯などを調べています。(ANNニュース)