特養ホームで92人食中毒 神奈川、60~100歳代

AI要約

神奈川県の特別養護老人ホームで60~100歳代の92人が食中毒の症状を訴え、80代女性が入院したが、快方に向かっていると発表。

給食業者の施設が営業禁止処分になったことが報告され、食事提供後に症状が現れたという経緯が明らかに。

平塚市消防本部の連絡をきっかけに食中毒の発生が発覚した経緯が述べられている。

 神奈川県は16日、特別養護老人ホーム「カメリア桜ケ丘」(同県平塚市)で、60~100歳代の入所者の男女92人が下痢などの症状を訴え、患者からウエルシュ菌を検出したと発表した。ホーム内で作られた給食を原因とする食中毒と断定。80代女性が救急搬送され入院したが、いずれも快方に向かっている。

 県は、給食業務を受託している「ハーベスト」(横浜市)が運営する調理施設を営業禁止処分にした。11日にカボチャのそぼろ煮やみそ汁などが朝食として提供され、その後、症状を訴え始めたという。

 12日に平塚市消防本部から県平塚保健福祉事務所に連絡があり発覚した。