パワハラ疑惑の知事「側近」を『更迭』 「新たな体制により、県政を前に進めていく」と語る
AI要約
兵庫県知事の側近の交代が行われる背景には、知事のパワハラ疑惑や内部調査の結果といった問題があった。
重要な幹部が不在となり、県政の停滞が懸念される中、新たな体制が発表された。
斎藤知事は「新たな体制により、県政を前に進めていく」と述べている。
知事のパワハラ疑惑で揺れる兵庫県で、不在となっていた『知事の側近』が交代することになった。
ことし3月、兵庫県の元西播磨県民局長（60）が、斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を配布した。
県は内部調査の結果、告発文を「事実無根」と判断し、元局長を懲戒処分としたが、その後、一部の疑惑が事実だったことが判明した。
この調査に携わり、知事の重要政策も担当した県のナンバー4の理事は、精神的な不調で降格を申し入れ、内部調査の責任者だった総務部長は病気療養で欠席が続いていた。
幹部が不在となり県政の停滞が指摘される中、県は16日、後任の人事を発表した。
理事には稲木宏光財務部長が当てられ、欠席が続く総務部長は総務部付けとなり、新たに現在の秘書広報室長が就任する。
斎藤知事は「新たな体制により、県政を前に進めていく」と話している。
