【速報】斎藤知事側近で休職中の総務部長『交代』、降格した別の側近の元理事の後任も決定 兵庫県発表

AI要約

兵庫県は斎藤元彦知事の“側近”である井ノ本知明総務部長を病気療養中に交代させる人事異動を発表した。

井ノ本総務部長はパワハラ疑惑を内部調査し、体調不良のため休職中。後任は有田一成秘書広報室長。

斎藤知事の周囲では、告発した元幹部職員の死亡後片山安孝副知事、小橋浩一理事が相次いで辞任。財務部長も交代され、組織再編が進められている。

 兵庫県は16日、斎藤元彦知事の“側近”で、病気療養中の井ノ本知明総務部長を交代させる人事異動を正式に発表しました。

 井ノ本総務部長は、パワハラ疑惑などを告発した元幹部職員を内部調査した人事課を所管していましたが、7月30日から体調不良を理由に休職していました。異動は19日付で、後任には有田一成秘書広報室長が就きます。

 斎藤知事は2日、井ノ本総務部長の休職について「体調不良ということですので、体調の回復をしていただきたい」と話した上で「心配をかけていることは、職員や県民の皆様にもお詫び申し上げたい。県政を前に進めていくために日々の業務について、組織としてしっかりとやっていきたい」と語っていました。

 斎藤知事の周囲をめぐっては、告発した元幹部職員が死亡した5日後に片山安孝副知事(当時)が辞職を表明したのに続き、知事肝いりの「若者・Z世代応援等調整」を担当していた小橋浩一理事(当時)が、体調不良を理由に降格を申し出て部長職に退いていました。

 空席となっていた小橋元理事の後任として、稲木宏光財務部長が理事に就き、財務部長には中之薗善明財務部次長が昇格します。