斎藤知事パワハラ疑惑 職員の「69%」がアンケートに回答 百条委で今後内容を審議 一部は公表予定
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラや贈答品をめぐる疑惑について、県職員によるアンケート調査が行われた。調査結果では約7割の職員が回答し、告発内容の真偽を調査する百条委員会が審議を行っている。
斎藤知事による元県民局長へのパワハラや贈答品要求の告発があり、調査結果が『事実無根』とされたことを受け、百条委員会が証人尋問を実施。アンケートの詳細な内容についても審議が進められている。
アンケート回答率は69%に達し、6711人が回答。今後、委員会が一部内容を公表し、事件の真相解明に向けてさらなる手がかりが得られることが期待される。
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑を調査する百条委員委員会が県職員に対し実施したアンケートについて、およそ7割が回答したことが分かった。
ことし3月、兵庫県の元県民局長(60)が斎藤知事のパワハラや贈答品をねだるなどの疑惑を告発したが『事実無根』として懲戒処分を受けた。
その後、告発内容の真偽を調べる百条委員会が開かれ、県の職員9700人に対し記名・無記名で回答できるアンケート調査が行われていた。
県議会によると、8月14日の締め切りまでに、職員のおよそ69%にあたる6711人から回答があったということだ。
23日の百条委員会では関係者への証人尋問が始まり、アンケートの内容についても審議されたうえで、一部について公表される予定だ。
(関西テレビ 2024年8月15日)