自民・西田昌司氏、総裁選で高市早苗氏支持を表明 「積極財政、保守の理念で他にない」

AI要約

自民党の西田昌司参院議員は高市早苗経済安全保障担当相を支援する考えを明らかにした。

西田氏は派閥パーティー収入の不透明な使用について党内で改善を訴え、高市氏にも共感を得ている。

安倍派に属していた西田氏は、自身の潔白を主張している。

自民・西田昌司氏、総裁選で高市早苗氏支持を表明 「積極財政、保守の理念で他にない」

自民党の西田昌司参院議員は15日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の自身のチャンネルで、9月の党総裁選で高市早苗経済安全保障担当相を推薦したい考えを明らかにした。「積極財政派、保守系の理念をしっかりと持っている人は高市氏以外にない」と述べた。西田氏は令和3年の総裁選で岸田文雄首相を支持したが、首相が退陣する考えを表明したため、高市氏への支援を表明したという。高市氏は総裁選への態度を明らかにしていない。

また、西田氏は動画で今月1日、首相と面会し派閥パーティー収入不記載事件を巡って「政治家が政治資金を使い不正な所得を得ているという疑念を持たれないようにすべきだ」と還流した派閥パーティー収入の使途が不明な議員に対しては、不明となっている全額を党が没収し国に寄付すべきだと進言したエピソードを明らかにした。西田氏によると、首相も「確かにそうだ」と前向きに応じ、西田氏は高市氏に対してもこうした考えを提案し、了解を得ているという。

西田氏は安倍派(清和政策研究会)に所属していたが、自身については「検察の調査でいわゆる裏金はなかったと認めてもらっている」と主張している。