参院岩手、10月補選へ 詐欺事件で広瀬議員辞職

AI要約

参院岩手選挙区補欠選挙が10月27日に行われることになった。広瀬めぐみ参院議員が議員辞職願を提出し、受理されたことから、立憲民主党が候補者擁立の方針を示した。

広瀬めぐみ議員は秘書給与を国からだまし取ったとされる詐欺事件を巡り辞職した。泉健太代表は自民党の「政治とカネ」問題を批判し、選挙で勝つ候補を選ぶ考えを示した。

岸田文雄首相の不出馬表明に触れ、泉氏は「人が代わっても体質が変わるわけではない。政治を正すという意味で、勝てる候補を選びたい」と語った。

 参院岩手選挙区補欠選挙が10月27日に行われることになった。広瀬めぐみ参院議員(58)=自民党離党、岩手選挙区=が15日、秘書給与を国からだまし取ったとされる詐欺事件を巡り、議員辞職願を尾辻秀久参院議長宛てに提出し、受理されたことに伴う。立憲民主党の泉健太代表は、自民に相次ぐ「政治とカネ」問題を批判し、候補者を擁立する方針を示した。

 泉氏は、岸田文雄首相が自民総裁選への不出馬を表明したことに触れ「人が代わっても体質が変わるわけではない。政治を正すという意味で、岩手県連としっかり話をして勝てる候補を選びたい」と記者団に述べた。