立憲・泉氏、広瀬氏の辞職は「遅過ぎる」 補選は候補者擁立へ

AI要約

立憲民主党の泉健太代表は、広瀬めぐみ参院議員が公設秘書の給与を国から詐取した疑いで辞職したことについて、辞職は遅すぎるとコメントした。

広瀬氏は、「秘書給与から資金提供を受けたことは事実で、軽率だった」として辞職願を提出し、許可された。泉氏はこの行為を大きな裏切りと指摘した。

立憲民主党は補欠選挙に候補者を擁立する考えを示しており、事件に対する大きな影響が予想される。

立憲・泉氏、広瀬氏の辞職は「遅過ぎる」 補選は候補者擁立へ

 立憲民主党の泉健太代表は15日、広瀬めぐみ参院議員=岩手選挙区、自民党を離党=が公設秘書の給与を国から詐取したとされる事件を受けて辞職したことについて「辞職は当然で、遅過ぎる」と述べた。また、10月に実施される補欠選挙に候補者を擁立する考えを示した。党本部で記者団の取材に答えた。

 広瀬氏は15日午前、「事務所の経費捻出のため秘書給与から資金提供を受けたことは事実で、軽率だった。議員としての職責を全うすることは適切ではない」などとして辞職願を提出し、許可された。泉氏は「事実無根としていた詐取について認め、辞職に至ったことは県民、選挙区民への大きな裏切りだ」と批判した。【源馬のぞみ】