岸田首相「成長型経済への移行を示す数字だ」 名目GDP初の600兆円超え

AI要約

岸田首相は、2024年4月から6月の名目GDPが初めて600兆円を超えたことを、成長型経済への移行を示す数字と評価。

安倍政権時代の目標達成を強調し、高水準の春闘賃上げ率や実質賃金の上昇、設備投資の増加も挙げた。

岸田首相は今後も経済の動向に注視する考えを示した。

岸田首相「成長型経済への移行を示す数字だ」 名目GDP初の600兆円超え

岸田首相は15日、内閣府が発表した2024年4月から6月の名目GDP(国内総生産)が年換算で初めて600兆円を超えたことについて、「成長型経済への移行を示す数字だ」と強調した。

岸田首相は、「安倍政権時代、2015年に600兆円という目標を掲げ、9年越しで達成できた」と指摘。その上で、「33年ぶりの高水準の春闘賃上げ率、27カ月ぶりにプラスとなった6月の実質賃金、史上最高水準の設備投資に加えて、600兆円超えという数字。これらは賃上げと投資が牽引する成長型経済への移行を示す数字である」と述べた。

そして、「今後とも経済の動向をしっかりと注視していきたい」と述べた。