中国船の領海侵入続く 沖縄・尖閣周辺、今年33日目
沖縄県・尖閣諸島周辺で中国海警局の船2隻が領海侵入し続けていることが明らかになった。
2隻は領海内で日本漁船を追いかけ、要請にも関わらず領海から出ようとしなかった。
中国当局の船が尖閣周辺で確認されるのは19日連続で、日本の警戒が続く状況が続いている。
第11管区海上保安本部(那覇)は15日、沖縄県・尖閣諸島周辺で14日に領海侵入した中国海警局の船2隻が、引き続き領海内にとどまっていると発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年33日目。
11管によると、2隻は14日午前8時10分ごろから相次いで領海に侵入した。いずれも機関砲のようなものを搭載し、日本漁船の動きに合わせて航行。領海から出るよう巡視船が要求した。
領海外側の接続水域では、機関砲のようなものを搭載した別の中国船2隻も確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは19日連続。