中国船2隻が領海侵入 尖閣周辺、日本漁船追う

AI要約

第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺で中国海警局の艦船2隻が領海に侵入し、日本漁船に接近した。

中国艦船は機関砲が搭載されており、海保が警戒態勢を敷いている。

中国艦船の尖閣周辺での航行は18日連続で、日本の領海問題が続いている。

 第十一管区海上保安本部によると、14日午前8時9分から12分ごろにかけ、石垣市の尖閣諸島周辺で中国海警局の艦船2隻が相次いで領海に侵入。周辺を航行する日本漁船に接近しようとする動きを見せた。尖閣周辺で中国艦船が領海侵入したのは7日以来で、今年32日目。

 2隻は「海警2103」「海警1305」で、いずれも機関砲らしきものを搭載している。日本漁船には3人が乗船し、魚釣島周辺で操業。海保が漁船の周囲に巡視船を配置し、中国艦船を近づけないよう警戒している。

 尖閣周辺の領海外側にある接続水域では、いずれも機関砲らしきものを搭載した中国艦船「海警2201」「海警2202」が航行を続けている。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは18日連続。