首相、パリ五輪メダリストに感謝 柔道・阿部選手らと面会

AI要約

日本のパリ五輪メダリストが岸田首相と面会。阿部選手らが感謝と意気込みを示す。

各競技の選手が日本の強さと団結を強調。角田選手は怖さを乗り越えた心境を語る。

日本選手団が最多メダル獲得記録更新。吉沢選手は日本人の努力を称賛。

首相、パリ五輪メダリストに感謝 柔道・阿部選手らと面会

 岸田文雄首相は13日、パリ五輪の日本選手団メダリストと官邸で面会した。柔道男子66キロ級で2連覇を果たした阿部一二三選手は「チームジャパンは一体感を持って挑み、最高のパフォーマンスの発揮を心がけた」とあいさつ。首相は「素晴らしい勇気を全ての国民に与えてくれた」と謝意を伝えた。

 面会には、メダリスト計66人が参加した。スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋選手は、首相から日本の強みを問われ「諦めず、努力し続けられるところが日本人の強さだ」と回答。卓球女子団体で中国に敗れ銀メダルを得た早田ひな選手は「4年後にリベンジしたい」と強調した。

 日本が銀メダルを獲得した柔道混合団体決勝で、2階級上の選手と対戦し勝利した角田夏実選手は「怖さが出て、試合前に足が震えた。チーム戦だったので皆さんに勇気をもらい、思いっきり戦えた」と振り返った。

 日本選手団は海外開催の五輪で金メダル数と銀、銅を含めたメダル総数の最多記録を更新する成績を収めた。