自民・石破元幹事長が台湾訪問 頼清徳総統らと会談へ 総裁選を前に…「台湾有事」など意見交換

AI要約

自民党の石破茂元幹事長が台湾訪問に出発し、安全保障問題に取り組むため、与野党の国会議員グループと会談を行う予定。

石破氏は台湾有事などについて頼清徳総統と意見交換し、立候補への意欲を示す姿勢をアピール。

石破氏の訪問を通じて、アジア地域の安全保障問題に取り組む姿勢を強調する。

「ポスト岸田」に意欲を示している自民党の石破茂元幹事長は、12日から3日間の日程で台湾を訪問する予定で、12日午前、羽田空港を出発した。

石破氏の台湾訪問は、安全保障問題に取り組む与野党の国会議員グループとしての訪問で、自民党の中谷元元防衛相、教育無償化を実現する会の前原誠司代表、立憲民主党の渡辺周、長島昭久両議員らが同行する。

現地では、頼清徳総統らと会談し、中国の軍事圧力を念頭にしたいわゆる「台湾有事」などについて意見を交わす予定。

9月の自民党総裁選への立候補に意欲を示している石破氏は、先週、立候補した際の政策集とみられる著書を出版し、アジア地域での安全保障問題に取り組む姿勢を示している。今回の訪問を通じて、改めて存在感をアピールしたい考えだ。