新潟の海水浴場で小2男児が溺死 母親と妹を追ってトイレに向かったあと行方不明に…海保「子どもから目を離さないで」

AI要約

新潟県村上市の海水浴場で行方不明になった小学2年の男子児童(7)が海中で発見され、病院で死亡が確認された。

男児は海中で心肺停止の状態で見つかり、死因は溺死だった。親からの通報を受けて捜索が行われ、海底に沈んでいた。

海上保安庁は子どもへの安全対策を呼びかけており、ライフジャケットの着用や監視が必要としている。

新潟の海水浴場で小2男児が溺死 母親と妹を追ってトイレに向かったあと行方不明に…海保「子どもから目を離さないで」

8月10日、新潟県村上市の海水浴場で小学2年の男子児童(7)が行方不明になった。10日午後7時前に海上保安庁の潜水士が海中で男児を発見したが、男児は搬送先の病院で死亡が確認された。

死亡したのは、福島県会津若松市に住む小学2年の男子児童(7)だ。

10日午後3時半すぎ、新潟県村上市の瀬波温泉海水浴場で、「子どもの姿が見えなくなった」と男児の親から消防に通報があった。

警察や消防、海保が捜索にあたったところ、午後7時前に海保の潜水士が、海中で男児を発見。男児は心肺停止の状態で病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。死因は溺死だった。

新潟海上保安部によると、当時、男児は父親と弟と遊んでいて、母親と妹がトイレに向かっているところを、男児と弟が追いかけて行き、弟はすぐに父親が見つけたものの、その際に男児の行方がわからなくなったという。

男児は、海岸から約20m離れた水深3mほどのところで海底に沈んだ状態で発見された。 海水浴場には監視員もいて、現場は当時、波の高さが0.8m、風は8m/sだった。

海上保安庁などは、子どもは小さな波にも足をすくわれ、沖に流されたり、溺れたりすることがあるとして、子どもの体にあったライフジャケットを着用させるとともに、常に子どもから目を離さないようにするよう注意を呼びかけている。

また、海の事故を防ぐため単独行動を控えるなどの注意も呼びかけている。

【海での注意点】

 ・「立入禁止」の場所には近づかない

・体調が悪いときは無理をしない

・単独行動を避ける

・子どもから目を離さない

・お酒を飲んだら海や川には入らない

・ライフジャケットの常時着用 ・連絡手段の確保

(NST新潟総合テレビ)